S2088-II F – デスクトップ型AOI(自動光学式検査)
主な特徴
ウェーブ、リフロー、リフロー前、代替的法に対する確実な光学検査
- 大きな開放角により、最適で人間工学的に配慮された被検査物の搭載
- 抜群の解像度、高い信頼性の01005検査およびファインピッチ検査
- スケーリング可能なセンサーおよび切り替え可能な解像度(オンデマンド HR)
- ワークキャリアを採用した柔軟な応用
- 搭載時間がごく短時間なため、小・中規模生産への適用が可能
- Viscom vVision/EasyProによる簡単な操作
- IPCと互換性をもち、グローバルに移譲可能な実証済みの検査ライブラリ
Viscom プラス
- 統合的検証によって検査プログラムを最大限に最適化
- グローバルライブラリ、グローバルキャリブレーション: 全システムに移譲可能
- vVision/EasyProにより操作や検査プログラムの作成が簡単
- トレーサビリティ、SPC、検証、オフラインプログラミング等々
- ハンダ接合部位の検査に対するViscomの標準化ライブラリを活用した確実な検査戦略
- IPCと互換性をもち、広範で実証済みの検査ライブラリ
- ユーザ要求に対応してカスタマイズ可能なソフトウェア
- ほぼ全ての言語に対応したユーザーインタフェース
- プロセスの全面的統計分析
- 分析ツールを搭載したViscom固有のリアルタイム画像処理
- 高性能OCRソフトウェア
- 30年におよぶAOI検査分野の経験を包括
検査範囲
ハンダが少なすぎる | ハンダが多すぎる | ハンダの欠如 |
ブリッジ/短絡 | ツームストーン現象 | リード浮き |
ハンダ欠陥 | 濡れ性 | 汚染 |
コンポーネントの欠如 | 極性エラー | コンポーネントのミスアラインメント |
ねじれ | コンポーネントの損傷 | 不適切なコンポーネント |
コンポーネントの裏面実装 | コンポーネントの側面実装 | 曲がったピン |
損傷したピン | コンポーネントの実装過多 | 形状エラー |
カラー検査 | ||
Optional: | ||
空き領域の分析 | ウォブルエラー | カラーリング分析 |
OCR | ハンダ結合部のブローホール | ハンダボール/ハンダ飛散 |
共平面性検査 |
オプション
- MESシステムとの通信
- ラベルプリンターや基板不良表示の制御
- 一定の検査結果を確保するための自動的グレー値調整
- エラーログの準備、定義およびプリントアウト
- 検証ステーションはシングルおよびマルチラインで柔軟に使用可能
- Viscom SPCによるモニタリング管理
- より良い検証を可能にするためのユーザーに使いやすいリアルイメージ表示
技術データ
検査領域 | ハンダ結合部、コンポーネントの実装、特定の場所を指定可能なハンダ接合部の検査 |
センサー | 8M コンビモジュール/8M 直交モジュール 8M斜視図モジュール (白色LED) |
ソフトウェア | ユーザーインターフェース: Viscom vVision/EasyPro 検証ステーション: Viscom vVerify/HARAN SPC: Viscom SPC (統計的プロセス・コントロール)、オープンインターフェース (オプション) リモートサービス: Viscom SRC (オプション) オフラインプログラミング: Viscom PST34 外部プログラミングステーション (オプション) |
解析コンピュータ | オペレーションシステム: Windows® プロセッサ: Intel® Core™ i7 |
基板のハンドリング | 基板寸法: コンビモジュール: 420 x 457 mm (長さx幅) 直交モジュール: 600 x 457 mm (長さx幅) 基板のサポート: オプション 幅調整: 手動 基板の保持: 空圧式メカニズム(オプション) 上部通過クリアランス: 35 mm (オプションで50 mm) 下部通過クリアランス: 60 mm (40 mm: 基板のサポート有り) |
ハードウェアのオプション | ワークテーブル モニターおよびキーボードのシステムへの接続 シグナル塔 |
検査速度 | max.20~40 cm²/s |
その他のシステムデータ | 走行ユニット/位置決めユニット: 同期リニアモーター |